関東リーグクリスマス(イヴ)決戦速報!!
府中市総合体育館で関東リーグ2ndステージ3日目速報です。
府中市総合体育館
第1試合 FUTURO 2 (試合終了) 2 Snr EAGLES
得点経過:2分出浦知弘(S)0-1、23分出浦知弘(S)0-2、26分松田大次郎(F)1-2、38分上村信之介(F)2-2
現在最下位のセニョールと5位のフトゥーロ。両者の勝ち点差は僅か1。まさに崖っぷちの戦いが始まった。
2分、試合はいきなり動く。セニョールの重戦車・出浦知弘が高い位置でボールをカットし、独走。ゴレイロをかわして先制。その後は両チーム、フトゥーロがボールポゼッションを保持し、セニョールがカウンターを狙うといういつもの戦い方を披露。前半はフトゥーロのパスミスにつけこんだカウンターでセニョールが多くチャンスを作った。
後半もセニョールが先手を取る。23分、またもや出浦がカウンターから決め、2点差に。しかし、フトゥーロも26分、松田大次郎が中央から突き刺して1点差に。その後、両チーム同じくらいのチャンスを作り出すが得点できない。残り1分、この状況を打開したのは「Mrフットサル」こと、上村信之介。コーナーからのボールをダイレクトでボレー。しかし、ゴレイロの正面をつく。その跳ね返りが上村のもとへ。それをダイレクトでねじ込んだ。府中の観衆がこの試合、一番熱狂した瞬間だった。上村は残り17秒でも、2人抜きからゴレイロと1対1になるがこれは決められず、そのまま同点で試合は終了した。
セニョールとしてはライバル相手に痛い分けだろう。フトゥーロは最悪の結果は免れたというところか。
第2試合 PREDATOR 1(試合終了)2 Black Shorts
得点経過:32分夏野雅生(B)0-1、32分夏野雅生(B)0-2、39分太田雅裕(P)1-2
先日、関東リーグでは下位リーグでありながらも、全日本選手権出場権を獲得したプレデターと神奈川県予選で敗退してしまったブラックショーツ。全日本明暗が分かれたが、ともに関東リーグでは戦うモチベーションを保ちにくいポジション同士の対戦となった。さらにプレデターは市原誉昭、相根澄、岩本昌樹、高橋健介を外し、全日本へ向けての準備の様相。
そのせいかどこかピリッとしない展開が続く。前半両チームともボールは回るもののなかなかゴールに結びつけられない。ブラックショーツは小島修人、プレデターは中島孝と両チームの7番が個人技で状況を打破しようと試みるがやはりゴールまでは届かない。前半はスコアが動かず後半勝負に。
後半、両チーム点を取りに攻撃的になる。するとカウンターから前半よりもスリリングなゴール前のシーンが増える。そして試合が動いたのは32分。昨年までプレデターに在籍していた夏野雅生が古巣にきつい一発を見舞う。するとそこから1分も経たないうちに、カウンターで右サイドの内田から逆サイドフリーで駆け上がった夏野雅生にパスが通り、ゴレイロとの1対1を冷静に決め再び夏野が追加点を挙げる。
後半2分38秒からプレデターは藤井健太をゴレイロにしパワープレーに出る。安藤信仁のシュートパスに太田雅裕が詰め1点返すが時すでに遅く、ブラックショーツが勝利を挙げた。ブラックショーツの方がよりこの試合を勝とうという気持ちが強かったのがこの結果に繋がったのか。
第3試合 SHARKS 4(試合終了)1 MALVA
得点経過:1分下山修平(S)1-0、11分大森茂晴(S)2-0、17分原義直(S)3-0、19分関新(S)4-0、32分清水健(M)4-1
上位チームを苦しめ続けてきた、曲者チームとミラクルチームの対戦。
両チームとも高い守備力を持つため、なかなか得点の入らない試合になるかと思われたが、その予想は試合開始早々に裏切られる。試合開始から1分、ゴール前のボールを下山修平が押し込む形でシャークスが先制する。
この得点で勢いをつけたシャークスが前半を支配する。ボールが淀みなくつながり何度もチャンスをつくる。だが、マルヴァの守備も意地を見せなかなか得点にまでは至らない。しかし11分、マルヴァのDFが下がったのを見計らったかのように大森茂晴が強烈なミドルシュート。これがゴール左下の絶好のコースに決まりシャークスが追加点を挙げる。
マルヴァもシュートが2本、バーに阻まれる惜しいシーンもあったが、カウンターからの単独突破で相手ゴールに迫るのがやっとだった。
その後も攻め続けるシャークス、17分にはゴレイロ石井秀樹のロングパスが原義直へと渡り、原がドリブルからシュートで3点目。その2分後にもゴレイロとの1対1を関新が冷静に決めて4点目。
シャークスの調子がいいだけに、4点差はマルヴァにとってかなりのハードルである。ほぼ試合は決まったかのような雰囲気で前半終了を迎えた。
後半開始からマルヴァが積極的に攻め始め、一進一退の攻防が続く。両チーム得点できないまま迎えた32分、コーナーキックから清水健が決めてマルヴァがやっと1点を返す。しかし、その後が続かない。マルヴァは35分、39分と立て続けに退場者を出し、守るだけで精一杯。シャークスも得点より、時間を消費する試合運びを続ける。
そして、このまま試合終了。ミラクル 対 曲者の対戦はミラクルに軍配があがった。
第4試合 CASCAVEL 2(試合終了)4 FIRE FOX
得点経過:3分佐藤嘉孝(F)0-1、5分狩野新(C)1-1、9分稲葉洸太郎(F)1-2、9分柴山豊(F)1-3、32分森谷優太(C)2-3、36分佐藤嘉孝(F)2-4
第4試合は、カスカヴェウが来年から全国リーグに戦いの場を移すため、関東リーグでは最後となる伝統の一戦・カスカヴェウVSファイル。
勝ち点22で5位につけるカスカヴェウと勝ち点23で3位につけるファイル、お互いボツワナ追撃のためには決して負けられない重要な戦いはカスカヴェウのキックオフで試合が始まった。
試合が動いたのは前半3分、稲葉洸太郎が前線で受けたボールを足裏で後ろに流し、そこに走り込んだ佐藤嘉孝が左足で落ち着いて決め、ファイルが先制。しかし、すぐさまカスカヴェウも前半5分に右サイドの久光重貴から左サイドを駆け上がった狩野新にボールが渡り、そのまま狩野がドリブルしてからゴール右隅にシュートを決め、同点に追いつく。その後、両チームお互いに堅いディフェンスが崩せず、1-1のまま試合が進んだが、均衡が破れたのが前半9分右サイドから中央に切れ込んだ稲葉が倒れ込みながら左足で浮かしゴール。すると、その30秒後には伊藤雅範がピヴォの位置で落としたボールに走り込んできた柴山豊がシュートを決め、2点差となるゴールを挙げる。前半は、そのまま3-1でファイルが2点リードのまま終了。
ファイルのキックオフで始まった後半だが、開始早々、計器のトラブルで試合が一時中断。20分程の中断の後再開された後半は、お互い決定的なチャンスは中々作れなかったが、後半11分カウンターから突破しかけた狩野のユニフォームをファイルのキャプテン板谷が掴んで止めたため、今日2枚目のイエローを出され退場してしまう。1人少ない状態で守るファイルだが後半12分に右サイドの甲斐のパスを中央で受けた森谷がミドルシュートを決め、1点差に詰め寄られる。その後も、同点そして逆転を狙い怒濤の攻めを展開するカスカヴェウだが、逆にファイルが自陣のキックインから伊藤が放ったロングパスに柴山が頭で合わせシュート。一旦は後半から入ったカスカヴェウのゴレイロ古庄が弾くもこぼれ球を佐藤に押し込まれ、再び2点のリードを奪う。
カスカヴェウは狩野をゴレイロにしたパワープレーで猛攻を仕掛け、何度かチャンスを作るもファイルの堅いディフェンスを崩すことが出来ず、関東リーグ最後の伝統の一戦は4-2でファイルが勝利を収めた。
カスカヴェウは再三、速いダイレクトでのパス回しなどで観客をわかしたが、勝ちには結びつかなかった。逆に決める所をしっかり決め切ったファイルは勝ち点を26とし、1試合少ない状態でボツワナとの勝ち点差を1にまで詰めた。
第5試合 BOTSWANA 3(試合終了) 4 府中AFC
得点経過:2分完山徹一(府)0-1、5分神尾佳祐(B)1-1、17分岩見祐介(府)1-2、19分ロベルト・ボルシャイジ(F)1-3、24分渡邊智晃(B)2-3、31分完山徹一(府)2-4、31分佐藤亮(B)3-4
会場は府中総合体育館。ユニフォームはアウェーでも、ホームの府中の気迫が試合開始から前面に出る。その気迫が2分には早くも得点に結びつく。相手陣地のボール回しから中央にいた完山徹一のシュートがDFに当たってゴール。早くも府中が先制。出鼻をくじかれた首位・ボツワナであるが、この試合はこれまでのジョナスディフェンス(ゾーン)ではマンツーマンディフェンス、攻撃ではロングボールを多用する戦法へ。その戦法が功を奏したか、5分に神尾佳祐が同点となるゴールを決め、試合は振り出しへ。
しかし、15分にボツワナのエース・太見が二枚目のイエローで退場すると、その数的有利の府中が好機を逃さず府中が逆転。更に前半終了間際には、ロベルト・ボルシャイジが個人技から追加点を挙げ、前半を終了する。
太見が退場をしたボツワナは後半になると、果敢に個人で仕掛け試合を有利に進める。それに動揺した府中はファールが多発。後半5分までに4ファールとなってしまう。そんな展開の中で後半最初の得点を挙げたのはボツワナ。渡邊のゴールで1点差に詰め寄る。しかし、ここで試合の流れを変えたのが府中・完山。河原がピヴォの位置でボールをキープすると、左サイドから走り込み豪快なトゥーキック。ボツワナゴールへ吸い込まれた。その後、ボツワナも神尾・木村を中心に猛攻を仕掛けるも佐藤のゴールのみ。府中が中身のある勝利でホームの試合を締めた。


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