「狩野新のブラジル日記」スタート!!
3月に行なわれたチームでのブラジル遠征後、一人帰国せずブラジルに残りリーガ・フットサルの強豪チーム、サンカエターノの練習に合流している、ペスカドーラ町田の狩野新選手。
そんな狩野選手にブラジルでの日々を綴ってもらい、これから数回に分けてお伝えしていきたいと思います。
「狩野新のブラジル日記」part1
みなさんお元気ですか?ペスカドーラ町田の狩野新です。
僕は今、ブラジルにいます。3月に行なわれたペスカドーラ町田のブラジル遠征のあと、ひとり修行するためブラジルに残り、サンカエターノという素晴らしい街にやってきました。ブラジルに来たのは今回で3回目になりますが、こうしてブラジルでのひとり生活は初めてのことなのですごくドキドキした気持ちでいっぱいです。
と言うのも、いま僕はリーガ・フットサルを戦っているチーム、「サンカエターノ・フットサル」の選手寮に住んでいるんです。家が遠く通えない現役選手たちと一緒に生活しています。と、いうわけで、今回は少し選手寮についてお話しましょう。
僕は高校時代の3年間、サッカー部の選手寮で生活したのですが、その頃と比べてもこちらは日本とは全く感覚が違います。ひと言でいえば、とにかく、みんな一緒にいることが大好きなんです。高校時代には寮にいても一人になる時間も結構多かったのですが、ここでは一人で部屋にいると、みんながすぐに寄り集まって来てくれるし、仲間意識がすごく強いのです。そしてそれがサッカーやフットサルの試合でも出ているんだと思います(と言っても、この原稿を書くときくらいは……)。
そして寮の中では、毎日サンバが爆音で流れています。選手たちはみんな音楽が大好きで、音楽が流れると身体がまるでオモチャのように動き出して、すぐに踊り始めるんです。それでいて調子外れな踊りをする人なんか誰もいないから、ビックリですよ。そういう僕は初めこそ、みんなに大爆笑されていたんですが、みんなに何とか教えてもらって、いまは一緒に踊れるようになってきたので、このリズム感を次はフットサルに活かし、彼らみたいにサンバのリズムでドリブルできるようにしたいですね。
そう、ブラジルにはドリブルが上手い選手は山ほどいます。だけど、ドリブルの練習はしてないんです。みんな目で見て自分で試して、上手くなっている選手ばかりなんです。練習場へやって来る近所の子供達でも、目で見て、いいプレーはいつもマネしている。日本とは違った上達の方法に、本当に衝撃を受けました。日本ではまずは子供達に、インテップキックやインサイドキックなど、キックの仕方などをすべて教えますが、ブラジルの子供達はキックの仕方は誰にも教えてもらっていないのに、みんなしっかりとボールを蹴れるのでビックリですよ。それもテレビや試合で選手たちのプレーを見てマネすることから始めているんだと思いますが、僕が子供の頃に出来なかったことを普通に出来ているんですから……。ブラジルがフットサルやサッカーで世界一になる理由がわかるような気がします。
まだまだ毎日衝撃を受けることや、フットサルが強い理由などの沢山の発見があるので全力でそれを吸収して日本に帰りたいと思うし、みなさんに伝えたいと思います。


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