絶対王者ブーメランの牙城崩れる!!欧州クラブ王者はディナモ・モスクワ!
スペイン南部ムルシアにて決勝大会へ駒を進めた4クラブを集め、欧州クラブ王者をかけたUEFA杯が開催された。早々に準決勝で[エルポソ2-3ブーメラン]という事実上の決勝戦が実現した今大会。優勝トロフィーを掲げたのは、ベルギーのアクション21を準決勝で下し勝ちあがってきたロシアのディナモ・モスクワだった。
リーグタイトルを争うライバル、エル・ポソのホーム体育館で行われた決勝戦に臨んだブーメランに対するのは、ディナモ・モスクワ。シリーロ、ペレ、タトゥのブラジル人トリオ(前者2人はロシアの帰化代表選手)を軸に縦に早いカウンターフットサルがお家芸のディナモは、昨年の決勝戦、代表のスペイン遠征、毎夏行われるスペインキャンプなど様々な形でスペインフットサルに対する免疫をつけていた。
〝ブーメラン優位〟との下馬評を裏切り前半を支配したのはそのディナモ。開始早々ペレのボレーシュートにゴールを脅かされるなど、世界最高GKルイス・アマドが輝かざるを得ない展開で試合は進む。ブーメランもマルキーニョのロングシュートやシュマイケルのプレーなどで主導権争いに抵抗を見せるも、流れはディナモへ。13分ケルソンのゴールでディナモが先制すると、0−1のまま試合はハーフタイムを迎える。
マキナ・ベルデ(ブーメランの愛称)は後半、リズムを徐々に上げ、チャンスを次々と作り出すもディナモのゴールを割るまでには至らない。残り2分、マキナ・ベルデはパワープレーでGKとしてプレーしたネトのゴールで一度は追いつくも、残り25秒、ディナモの鋭いカウンターから最後はプラに決勝点を上げられ万事休す。欧州最強タイトルはピレネー山脈を越え、はるか北へと持ち去られてしまった。
ディナモ監督ルドネフ監督コメント
「モチベーションがタイトル獲得に重要な役割を果たした。我々はこの瞬間のために長い間努力をしてきた。1試合を通して一定のプレー水準を保つことはできなかったが、それでも勝利できた。前半は明らかに我々が支配していたと思う。ただ、ブーメランも実力を発揮して危ない場面を作り出してはいた。今回の勝利の鍵は我々がモチベーションを高く保てたことにある。」
ブーメランインテルビュー 1−2 ディナモ・モスクワ
会場: パラシオ・デ・ロス・デポルテス(ムルシア)
観客: 2500人
経過: 13分ケルソン(ディナモ)0-1、38分ネト(ブーメラン)1-1、40分プラ(ディナモ)1-2
ブーメラン・メンバー:ルイス・アマド、ネト、ガブリエル、ダニエル、アンドレウ、ジョアン、シュマイケル、ベルトーニ、マルキーニョ、フリオ
ディナモ・メンバー:ステパノフ、コブサル、タトゥ、シリーロ、ペレ、プラ、ラキモフ、ケルソン、マエフスキ、エンリケ
文:在原正明


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