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VS香港戦詳細レポート&写真 『再確認したポテンシャル』

AFCフットサル選手権日本代表の第2戦、VS香港戦の詳細レポートです。


会場:大阪市中央体育館

19:00 日本 8(終了)0 香港 (グループA)
得点経過:3分藤井(日)1-0、7分金山(日)2-0、10分木暮(日)3-0、11分藤井(日)4-0、19分藤井(日)5-0、22分金山(日)6-0、29分木暮(日)7-0、34分小宮山(日)8-0

シュート数:42(日)-16(フ)

Hong

Japan


『再確認したポテンシャル』


前日の初戦よりも閑散としたアリーナ。観客は633人。平日開催だから…と納得させようとするが、それでもやっぱり寂しい。しかし、日本はそんな気持ちなど、吹き飛んでしまうような充実した内容の試合を展開した。

例のように日本が圧倒的にボールをキープして試合は始まる。初戦と大きく違ったのは、相手ボールになっても、ハイプレスをそれほど仕掛けなかったこと。じっくり、じっくりポジションチェンジを繰り返しながら攻撃を組み立てる。相手の香港は、初戦のフィリピンよりは、しっかり、「フットサル」をやってくる印象。

開始早々、スタメンの木暮が得意の切り込みシュートにラストパスにとピッチを躍動し始める。すると、3分、木暮のシュートパスを藤井がファーでつめて難なく先制。この日の木暮はアラというより司令塔だ。ループパス、シュートパスなど、様々なキックを駆使し、フィニッシュを演出した。

Kogure

あくまで攻め急ぐことのない日本の追加点は、4分後。小宮山の折り返しを金山が得意の滑り込みで体ごと押し込んだ。金山は後半早々にも後方から爆発的なスピードでゴール前を駆け抜け、木暮からのパスを突き刺した。前日の試合では、ハイプレスで前がかりになったため、前方にスペースがなく、少し元気がなかったが、この日はいつもの姿を見せてくれた。もっとも、金山からは、「前プレの時も、スペースがある時も同じようにやっていきたい」と模範的な回答が返ってきたが。

Kanayama

9分、日本は木暮の左サイドからのシュートに見せかけて、中に入ってのループパスを比嘉がダイレクトで折り返して、逆サイドに走りこんだ藤井へつなぐ。シュートは決まらなかったが、ピッチの幅を一杯に使ったダイナミック&システマチックな攻めだった。そして1分後、この日、最も美しいゴールが生まれる。木暮が藤井の折り返しをヒールで方向を変えると、ゴールは逆サイドのネットへ吸い込まれた。

Higa

後半のスタートは海外組+金山。このセットは前述の金山のゴールを生み出し、先発の海外組+藤井のセットと同様に様々な攻撃パターンを見せた。しかし、その後、国内チーム所属選手中心のセットの時間が続くと日本はややペースダウン。残り3分からの、小野、藤井、比嘉、鈴村のセットは大いにゴールを予感させたが、とうとうゴールは割れず、8-0で終了のブザーを聞くことになった。

ハイプレスを仕掛けていればもっと得点は入っただろう。「ハイプレスは格下相手に使う」というサッポの言葉からすれば、今日の相手もその条件を満たしていたはず。それをあえてしなかったサッポの意図を汲み取ってみる。決勝トーナメントで当たるチームには常にハイプレスを仕掛けられない。その時のために、後ろからの組み立てもここらで試しておこう。そんなところか。そのおかげで、我々は初戦とは違う日本の攻撃を目にすることが出来た訳だが。それに加えて、木暮の司令塔ぶり、金山、藤井の本来のプレーぶり。何というか、日本のポテンシャルを再確認した、そんな試合だった。

写真:高橋学

※写真の無断転載、ダウンロードはお断りさせていただきます。

<明日の日本の試合>
大阪市中央体育館 19:00

日本×タジキスタン

本ブログでは日本の試合のみならず、全試合の結果&レポート、代表選手のコメントetcをお届けします。お楽しみに! 

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