編集コラムvol.10『ファルカンを見た衝撃』
時間が経つのは早いものでもう自分の番が回って来ました…陽です。何を書こうか悩みましたが、あのブラジルの至宝・ファルカンがもうすぐ来日するとの事なので、今回は第5回フットサル世界選手権IN台湾での“ファルカンを見た衝撃”の思い出日記を書きたいと思います。
遡る事、4年前…フットサル日本代表が、歴史的初出場を果たした第5回フットサル世界選手権。日本の活躍を期待すると共に、世界の列強が集う4年に一度の祭典を取材する為に台湾へ向かいました。ちなみに当時、フットサルナビは通巻4号目という歴史の浅い本でした。そして世界選手権特集は、5号目に大体的にする事になり気合いが入っていたのを覚えています。
この大会は、初出場の日本代表がどこまで世界と真剣勝負で戦えるのか? 世界のフットサルのレベルとは? 世界にはどんな凄い選手がいるのか? など注目するポイントは尽きませんでしたが、何よりも楽しみにしていたのは遂に“生ファルカン”を見れる事でした。映像などでファルカンを見た事はあったのですが、やっぱり生で観たい! 僕的にはファンタジスタという言葉はファルカンの為にあると言っても過言ではありません。あのテクニックを生で見れるかと思うと異様にテンションが上がります。
しかし、予選リーグでの初戦、ブラジルVSオーストラリアは残念ながら見れませんでした。取材の担当試合というモノがありまして僕は、裏側の試合となるイランVSポルトガルを別会場で取材する事になったのです…。
この試合は、アジア最強と言われているイランが、欧州の強豪・ポルトガルに対して何も出来なかった(※4-0でポルトガルの勝利)という現実を見る事に。取材も非常に有意義で「見て良かったな〜」と感じた試合でした。しかし! その後に合流したブラジルVSオーストラリアを見たライター、カメラマンの第一声は「ファルカンやばい!」「ブラジル戦観て正解!」「ファルカンが肩でトラップしてそのままドリブルをした!」などメチャクチャ興奮しています。やっぱりファルカンは凄かったらしい! 幻想がますます深まる中で次戦のブラジルVSタイは生で取材を出来る事が決定です!
2004年11月24日、会場となった台湾大学は満員。試合は、ブラジルの猛攻をタイが凌ぐ形で試合は進んで行きます。次第にブラジルの攻撃力を抑えきれなくなったタイ。点数は開いて行く中で、後半14分に伝説のプレーが生まれました。左サイドを駆け上がり、キーパーと1対1になるとヒールリフトでキーパーをかわし、落ちてきたボールをそのまま左足のボレーでゴール! 観客は総立ち!! 信じられない光景とはこの事でしょう! このプレーを見れただけで「台湾に来て良かった〜」と心底思えた瞬間でした。(※9-1でブラジルの勝利)そして世界選手権という最高峰の大会でこのテクニックを魅せる技術とメンタルに脱帽しました。
競技フットサルは、華やかなテクニックを魅せる事に対して賛否両論ありますが、個人的にはどんどんやって欲しいし、観たい派です。まず大人の僕もですが、間違いなく子供達が喜びますよね。やっぱりファンあってのスポーツだと思うし、“魅せる”って大事だと思います。Fリーグだと名古屋のボラのヒールリフトを見る度に台湾で観たファルカンのプレーを思い出してしまいます。その他にも神戸のブルノや原田の魅せるプレーも非常に見ごたえがありますよね。
今年はブラジルでワールドカップが行なわれます。地国開催でファルカンは何を魅せてくれるのか? 今から楽しみで仕方ありません。さらに1月26日と27日にフットサルステージ多摩にてファルカンが日本でのイベントを開催! ぜひ皆さんもこの機会に生ファルカンを体感してはいかかでしょうか?
※イベントの詳細はフットサルステージ多摩HP(http://www.futsal-stage.com/)


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