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花巻×湘南レポート 描き始めた上昇カーブ

9日に行われたFリーグ20節・花巻×湘南のレポートです。


湘南ベルマーレ 3−4 ステラミーゴいわて花巻 @ひらつかアリーナ

湘南スターティング5:坂口 啓介、荻窪 孝、豊島 明(C)、関 新、篠崎 隆樹
花巻スターティング5:内山 慶太郎、渡辺 幸彦 (C)、千葉 裕也、水上 玄太、奥池 和行

得点経過:0分千葉 裕也(花)0-1、4分篠崎 隆樹(湘)1-1、27分戸津 光謙(花)1-2、31分神保 慶太(湘)2-2、31分山本 潤哉(花)2-3、38分オウンゴール(湘)3-3、39分水上 玄太(花)3-4


「長かった…」。山本潤哉が、開口一番漏らした言葉が勝利の大きさを物語っていた。

試合開始直後、花巻は思いがけず先制。ルーズボールを千葉がボレーで振りぬいた。しかし、4分、湘南・篠崎に決められ、同点。その後、花巻は圧倒的にボールを支配され決定機を作られるが、ゴレイロ・内山を中心になんとか切り抜ける。前半の花巻ベンチでは、千葉コーチを中心に水上、内山らが意見を出し合うシーンも。

花巻は、後半も圧倒的にボールを支配されるが、27分にカウンターから最後は戸津が押しこみ、勝ち越しに成功。31分には湘南に追いつかれるも、数十秒後に山本が体を投げ出しながら執念のF初ゴールを決め、またもや勝ち越す。残り6分からパワープレーを受けた花巻だったが、内山が倒れている間に選手がベンチ前に集まって守備の確認をするなどまとまりを見せ、猛攻をなんとか凌ぐ。

それでも、時間の経過とともに崩されるシーンが増えてくる。すると、残り2分に篠崎のシュートがディフェンスに当たり、オウンゴール。土壇場で同点に追いつかれる。しかし、今日の花巻は下を向くことはなかった。残り42秒、カウンターから水上が反転気味にシュートを決め、三度勝ち越し3-2。湘南の最後の猛攻を守りきり、花巻が3ヶ月振りの勝利を挙げた。

試合後、内山が「上向きになっている。このまま(勝ちを)積み重ねていきたい」と話した通り、花巻の本当の勝負はここから。実質的な指揮官不在の中、上昇を描きつつあるチームを活かすも殺すも選手次第。リーグ残り1試合、そして全日本…。選手の底力に期待したい。

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