新生湘南が敗北・・・。プレシーズンマッチ 湘南×府中レポート
7月4日、小田原アリーナにて湘南ベルマーレ×府中アスレティックFCのプレシーズンマッチが行われた。試合は湘南が3-4で府中に敗れるという波乱の結果となった。
以下は試合レポート。
Fリーグ2008プレシーズンマッチ
2008年7月4日(金) 18:00キックオフ @小田原アリーナ 観客 1,257人
湘南ベルマーレ 3(前半1-3/後半2-1)4 府中アスレティックフットボールクラブ
[得点経過]
0-1 3分 森 拓郎(府中)
0-2 9分 河原 優(府中)
1-2 10分 小山 浩史(湘南)
1-3 10分 田中 弥樹(府中)
2-3 27分 曾根田 盛将(湘南)
2-4 28分 田中 弥樹(府中)
3-4 32分 曾根田 盛将(湘南)
平日の18時キックオフながら、1257人の観客が詰めかけた小田原アリーナ。昨季から、監督、メンバーが大量に入れ替わった湘南にとって『新生湘南』をアピールする舞台が整った。
開始からなかなかボールがつなげない湘南。FUTUROから移籍の闘将・難波田の味方を叱咤する声がピッチに何度も響く。先制点は府中。3分、CKからフリーでボールを受けた森が決め、アリーナが静まり返る。その後はやや、膠着気味に試合が進む。湘南は前プレで府中を敵陣に押し込むが、奪ってチャンスを作るまでには至らない。
9分、試合が動く。府中・河原がカウンターからトーキックで蹴りこみ追加点。湘南も小山が古巣相手に決めて、すぐさま1点差に。しかし、直後、中盤でボールを奪った府中は、最後は田中が決めて、再び2点差に。「あれは、ミス。コミュニケーション不足だった」(小山)。その後、府中がボールをキープする時間が長くなるが、スコアは動かず前半終了。
「後半からより明確に前プレスをかけた」(久光)。前半に比べ、前プレスが機能した湘南は、開始から府中を押し込む。しかし、岩田、久光らが決定機を迎えるも決められない。それでも湘南は、曾根田がゴール正面での素早い切り替えしから、豪快に決めて1点差に。だが1分後、またもや、すぐに取り返され再び2点差に。
負けられない湘南の攻勢は続く。32分に曽根田がゴレイロとの1対1を制し、スコアは3-4。湘南は残り4分から難波田をゴレイロにしてパワープレーを開始。「手拍子が足りません!もっとぉ!もっとぉ!」。MCのハイテンションな呼びかけに会場のボルテージは最高潮に。それに応えるようにチャンスを作り出す湘南だったが、1点が遠い。最後まで攻め続けた湘南だったが、試合はそのまま終了。湘南にとって、ホームで地域リーグチームに負けるという屈辱の結果となった。
「前川監督が目指すのは、『人もボールも動くフットサル』。(現状は)50点もいかないんじゃないか」とキャプテン・岩田が語ったように、『新生湘南』のフットサルはまだまだ未完成。「ボール回しが回すためのものになっている」という久光の言葉、岩田、難波田ら特定の選手が長時間出場した事実からも厳しい現状が伺える。「リーグ前の大事な試合だったが、残念。お客さんもたくさん来てくれた。勝ちたかった…」(前川監督)。何よりも、試合後のミックスゾーンでの前川監督のこわばった表情での受け答えが、湘南の今を物語っていた。


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